バイナンス攻撃者、ステーブルコイン凍結逃れにDeFiを利用=チェイナリシス
AI マーケットサマリー
Binanceのハッカーがステーブルコインの凍結を回避するためにDeFiレシートトークンとTronからEthereumへのブリッジを利用したことは、拡大しつつある資金洗浄の手口を浮き彫りにし、ステーブルコインの管理と取引所のセキュリティに対する信頼を潜在的に弱める可能性がある。28億ドルが凍結されているものの、この回避経路により資産回収は不透明なままとなる可能性があり、短期的には暗号資産のセンチメントを圧迫する可能性がある。特に中央集権型取引所とDeFiのリスクにとってそうだ。
影響度
● 普通
影響を受ける資産
BTC/USDT+1.23%
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▼ 弱気
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チェイナリシスによると、バイナンスへの攻撃者はステーブルコインの凍結を避けるため、DeFiに資金を退避させている。攻撃者はハック発生後の早い時間から、トロン上のDeFiレンディングプロトコルにステーブルコインを預け、発行体が凍結できないレシートトークンを取得。これをクリーンなウォレットに移し、ステーブルコインに再交換したうえで、トロンからイーサリアムへブリッジしている。イーサリアム上の資産は発行体が凍結できない。チェイナリシスは、サークルとテザーが既に28億ドルの凍結を支援したと説明した。同社は別途、一部顧客の氏名とメールアドレスが流出した自社のセキュリティインシデントを開示した。バイナンスとは無関係だという。ステーブルコインの凍結はハック資金を回収する主要手段であり、今回の経路はそれを回避するために構築されている。チェイナリシスは「バイナンスの攻撃者らはステーブルコイン凍結の一歩先を行こうと急いでいる。我々が追跡している手法の一つは、ステーブルコインをDeFiプロトコルに隠し、新しいクリーンなアドレスで引き出すものだ。この手法はハック発生後の早い時間からトロンのブロックチェーン上で使われている」と述べた。