キルギス政府、国家支援ステーブルコインUSDKGを停止 発行元取引所も清算へ
AI マーケットサマリー
キルギス政府は、国家支援かつ金裏付けのUSDKGステーブルコインを停止し、その発行体(EVA)および国営のCoin Nomad Exchangeを清算している。Tron上での発行量は報道ベースで5,000万トークン強にとどまるため、影響は限定的とみられるが、国家関連の暗号資産プロジェクトにおける主権および規制の執行リスクを改めて浮き彫りにする。法定通貨またはUSDTでの償還は、市場全体のリプライシングというより、主要ステーブルコインへの短期的かつ局地的な資金フローを促す可能性がある。
影響度
● 低い
影響を受ける資産
BTC/USDT-1.35%
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● ニュートラル
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ChainCatcherがBits Mediaの報道として伝えたところによると、キルギス政府は国家ステーブルコイン「ゴールド・ダラー(USDKG)」の運用を終了する方針を決定した。財務省には、発行体のEVAの清算に加え、同国初の国有暗号資産(仮想通貨)取引所「Coin Nomad Exchange」の清算も命じたという。
USDKGは当局主導で2025年11月に立ち上げられ、現物の金で裏付けられたうえで米ドルに1対1でペッグする、世界初の国家発行型ステーブルコインを標榜していた。発行体はキルギス財務省が全額出資する国有企業で、当初は"Virtual Asset Issuer"として設立され、その後"EVA"に改称。発行数量は5,000万トークンをやや上回る規模に達しており、トークンはTronブロックチェーン上で運用されている。
当局は当初、国境を跨ぐ決済手段としての活用を想定し、少なくとも2034年まで運用する計画だった。今回の停止は国家資産管理の最適化が目的とされ、USDKG保有者は法定通貨またはUSDTへの交換が可能としている。