Wu Blockchain:分析—ステーキング関連のセキュリティ事案を受け、MetaMaskが約1.7万バリデーターから退出
AI マーケットサマリー
MetaMaskは、Tornado Cashの資金で賄われたアドレスにブロック報酬が迂回されるセキュリティインシデントを受けて、約17,000のステーキング・バリデーター(約523,000 ETH)から積極的に撤退しており、バリデーター・インフラにおける運用上および鍵漏えいリスクを浮き彫りにしている。MetaMaskは自社のステーキングはノンカストディアルだとしているものの、報じられたエクスポージャーはスラッシングと信頼に関する懸念を高め、ETHのステーキング・センチメントに圧力をかけ、バリデーターの安定性をめぐる短期的な不確実性を増大させる可能性がある。
影響度
● 高い
影響を受ける資産
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▼ 弱気
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世界で広く利用されるセルフカストディ型暗号資産ウォレットのMetaMaskが、ステーキングサービスで発生したセキュリティ事案を受け、影響が疑われるバリデーターからの退出を進めている。
オンチェーン調査者のKaden氏によると、これまでに約1万7,000のバリデーターが退出し、対象は約52万3,000 ETHに相当する。一方、影響の可能性があるバリデーターは約821がなお稼働中という。
同氏は、本来の手数料受取先とは異なるTornado Cash由来の資金で賄われたアドレスに、18件のブロック報酬が送られていたと指摘。攻撃者の利益は差し引き約0.36 ETHになったとしている。
MetaMaskは、同社のステーキングサービスはノンカストディアルであり、ユーザーの出金キーを管理していないと説明した。Kaden氏は、バリデーターの署名キーが侵害されている場合、スラッシング(罰則)リスクが残り得るとも述べている。