Polygon、Open Money StackをSolanaに拡大 Tronに続き展開
CoinDeskによると、Polygon Labsは、銀行口座や暗号資産ウォレット、決済のペイアウトをつなぐサービス群「Open Money Stack」をSolanaネットワークに拡大する。Tronでの提供開始に続く動きとなる。Solana上の事業者はOpen Money Stackを通じ、銀行口座からの入金受付、顧客向けウォレットの提供、ペイアウトの予約が可能になる。CEOのマーク・ボワロン氏はCointelegraphに対し、顧客需要とステーブルコインの利用活発化がSolanaおよび今月初旬のTronへの拡大判断につながったと説明した。Token Terminalのデータによると、1月1日から10月27日までのステーブルコイン送金額はSolanaが約5兆7600億ドル、Tronが約6兆9400億ドル。Solana Foundationの最高製品責任者ビブ・ノービー氏は「こうした活動への需要が高まるなか、Solanaを銀行口座、ウォレット、世界の決済ペイアウト網に接続することで、事業者はより多くの顧客と市場にステーブルコイン決済サービスを届けられる」と述べた。ボワロン氏によると、Polygonの「Trails」は8月からSolanaとEthereum互換ネットワーク間の送金を支援している。今回の拡大では、同一の統合スイートを通じ、銀行、デビットカード、現金入金の各チャネルに加え、顧客アカウント、組み込みウォレット、出金機能を追加する。同氏は「事業者から聞くのは、顧客や決済活動がすでに複数ネットワークに分散しており、チェーン間の選択を迫られたくない、チェーンごとに銀行サービス事業者、ウォレット、ルーティング、ペイアウト先を個別統合したくないという声だ」と語った。この広範なサービス群は従来、Polygon、Ethereum、その他のEVMネットワークでコンプライアンス準拠の利用が可能だった。昨年、エコシステムデータ提供のThe GridはSolanaエコシステムに478社、261プロジェクトを数えた。ボワロン氏は、KiraがSolana統合を利用する最初の顧客の一つだと述べた。Kiraは事業者向けに米ドル口座とステーブルコイン基盤の越境決済サービスを提供する。今回のSolana拡大は、PolygonによるCoinme買収に続く。買収により米国決済事業で48州をカバーする37件のマネートランスミッターライセンスと11件の州レベル適用除外を取得した。関連記事:Coinme取引完了後、Polygonが米国決済ライセンスを取得。