ビットコイン、米利下げ期待後退のなかでも6万ドル台を回復――短期的な安心感広がる

AI マーケットサマリー
ビットコインは、米国の雇用統計が強かったことを受けて58,000ドルを下回る水準から反発し、60,000ドルを回復した。一方でETHはアウトパフォームし、短期物のインプライド・ボラティリティが低下してコンタンゴが戻ったことで、オプション市場は正常化した。スポットETFで2億2,400万ドルの純流入があったものの、マクロシグナル(賃金の上振れ、失業率の低下)はFRBの差し迫った緩和を支持せず、より広範なリスク市場もリスク選好の再燃を確認していないため、この動きは短期的な安心感によるものという位置付けとなる。
影響度
● 高い
影響を受ける資産
BTC/USDT+0.70%
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● 中立
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ME Newsによると、QCP Capitalは7月3日(UTC+8)、ビットコインが水曜日に重要なサポートとされる5万8,000ドルを一時割り込み、約5万7,700ドルまで下落した後、米国の6月非農業部門雇用者数(NFP)が市場予想を上回ったことを受けて反発し、6万ドル水準を奪回したと指摘した。 イーサリアムの戻りはさらに強く、1,700ドル台を回復。週中の安値からは約10%の反発となった。 オプション市場では、直前までのパニック的なムードが速やかに消化され、短期のインプライド・ボラティリティは低下。期間構造もコンタンゴに戻り、7月限のコールが取引の中心となった。ボラティリティの売り手が優勢を取り戻した格好だ。 一方、このNFPの内容だけでは米連邦準備制度理事会(FRB)がハト派へ転じる兆しとは言い難い。賃金上昇の加速、失業率の低下、堅調な個人消費が示すのは、FRBがタカ派姿勢を維持できる余地の大きさだという。 ビットコイン現物ETFは、6営業日連続の純流出が途切れ、2億2,400万ドルの純流入に転じた。ただ、米国債や株式市場ではリスク選好の広範な回復がなお確認されていない。QCP Capitalは、足元の動きは暗号資産市場に限った一時的な戻りにとどまる可能性があり、上昇の勢いが他の資産クラスでも裏付けられるかを投資家は注視していると述べた。(出所:BlockBeats)