トランプ氏、対イラン攻撃計画を中止 米株先物上昇、原油急落

BlockBeatsによると、8月3日、トランプ米大統領は、事前に計画されていたイランへの軍事攻撃を取りやめると表明し、両国間の交渉を月曜日に再開すると明らかにした。 この発表を受け、月曜日の米株価指数先物は上昇。投資家のリスク選好が強まり、国際原油相場は大きく下落した。市場開始前の時点で、ダウ工業株30種平均先物は約535ポイント(約1%)高、S&P500先物は0.6%高、ナスダック100先物は0.2%高となった。 エネルギー市場では、中東情勢の緊張緩和観測が売り材料となり、ブレント原油は5.2%安の1バレル83.39ドル、WTI原油先物は6.2%安の79.45ドルまで下げた。 米国債利回りも低下し、10年債利回りは6ベーシスポイント低下して4.68%となった。投資家の間では、緊張の後退によりエネルギー価格上昇を通じたインフレ圧力が和らぐ可能性が意識されている。 一方で、市場関係者は過度な楽観に警鐘を鳴らす。Vital Knowledge創業者のアダム・クリサフリ氏は、これまでも同様の外交上の進展は見られたとした上で、紛争の最終的な決着には不確実性が残ると指摘した。 今週は米雇用統計が最大の焦点となる。7月の非農業部門雇用者数(NFP)は金曜日に発表予定。FactSetは7月のNFP増加数を8万7,500人程度(6月は5万7,000人)と見込み、失業率は4.2%から4.3%へ上昇すると予想している。