パキスタン、LNGスポット貨物14万立方メートルを緊急調達へ ホルムズ海峡再開は不透明
パキスタン国営のPakistan LNG Limitedは、LNG(液化天然ガス)14万立方メートルを対象に緊急のスポット調達入札を実施し、6月21〜22日にカラチのPort Qasimで受け渡しを求めている。イラン戦争による供給混乱とカタールの不可抗力宣言を受け、夏の電力需要ピークに備える狙いだ。ホルムズ海峡の再開に向けた合意は示されたものの、船舶の滞留や戦争リスク保険料の急騰、安全面の懸念が残り、通航が平常化するまで数週間かかる可能性がある。こうした混乱は世界のLNGスポット価格を押し上げ、原油・ガス相場にも連動した下支え要因となっている。