パキスタン、世界原油安を国内燃料価格に反映へ 週次の透明な算定方式を導入
パキスタンのアリ・ペルバイズ・マリク石油相は、国際原油価格が下落した場合に国内のガソリン・軽油価格を迅速に引き下げるため、透明性の高い週次の燃料価格決定メカニズムを整備すると表明した。制度設計は高位の委員会が担い、現在は利害関係者との協議を進めており、次回の価格見直しでの導入を見込む。こうした対応は、イランと米国の停戦に向けた協議進展で地域リスクが和らぎ、原油安の恩恵を消費者に直接届ける狙いがある。今回の措置は、産油量や在庫、OPECの政策変更とは無関係で、需要側の価格転嫁の仕組みを調整するものだ。