OPEC、インドの製油所増設ペース鈍化でディーゼル・ATF輸出縮小の可能性指摘

OPECの「世界石油展望2026」によれば、インドでは2028~2030年の製油能力増加(約1.0 mb/d)が石油製品需要の増加(1.3 mb/d超)を下回り、下流市場が需給均衡から逼迫へ転じる見通しだ。これにより、ディーゼルと航空タービン燃料(ATF)の輸出が縮小し、輸入依存が高まる可能性がある。インドの製油所稼働率はすでに100%を超えており、新増設分の供給寄与には時間差がある。同報告書は、この構造的な不足が世界の中間留分価格を下支えし、原油にも間接的な上昇圧力を与えるとみている。