ブレント原油、停戦合意受け77.69ドルまで下落し「イラン戦争前」の水準に接近

米国とイランが14項目の暫定合意に達し、60日間の交渉期間中はホルムズ海峡の通行料を免除して航行を認め、30日以内に戦前の全運用能力まで回復させることを目指す。これを受け、ブレント原油先物は2月27日以来の安値となる1バレル=77.69ドル、WTIは3月4日以来の安値となる74.90ドルまで下落した。ゴールドマン・サックスは湾岸の輸出が7月末までに正常化すると見込み、BNPパリバは75ドルを短期の堅固な下値と位置づけている。合意は地政学的な供給リスクを直接和らげ、原油に上乗せされていたリスク・プレミアムを大きく押し下げた。