中国、5月の原油輸入を780万バレル/日に抑制 需給ショック回避の鍵に

米国・イスラエル・イランの緊張が高まる中でも、世界の原油市場は想定されたほどのショックに見舞われなかった。中国が5月の原油輸入を780万バレル/日(8年ぶり低水準)まで落とし、海上輸送による流入は2025年平均を45%超下回ったことが大きい。戦略備蓄(約14億バレル)の活用やEV普及、石炭火力・石炭化学への切り替えで国内の安定を保ち、地政学リスクが価格に波及する力を弱めた。